昨日(2月4日)のドル円相場
昨日(2月4日)のドル円は、3日ぶりに反落。
トランプ米政権による対中国への関税政策や、米経済指標の弱い結果を受け、リスク回避のドル売り円買いが優勢となり、154.18円まで下落しました。
東京市場は、上値が重い。
メキシコ、カナダへの関税が30日間停止されたことで、貿易戦争激化への懸念が後退し、朝方ににつけた安値154.66円から155.40円まで上昇しました。その後トランプ米政権による中国からの輸入品に課す10%追加関税が予定通り発動されると、貿易戦争の激化懸念が再燃し、リスク回避の円買いドル売りが優勢となり、154.83円まで下落しました。
欧州市場は、もみ合い
155.07円〜155.52円と45銭幅で方向感を欠いた値動きとなりました。
NY市場は、大幅下落。
米12月雇用動態調査(JOLTS)求人件数(予想800.0万件 結果760.0万件)や米12月製造業新規受注(予想0.7% 結果-0.9%)の市場予想を大幅に下回る弱い結果を受け、米10年債利回りの低下とともにドル売り円買いが優勢となり、154.18円まで下落しました。
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本日(2月5日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは、中心線は横ばいに転じており、もみ合いを示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きで下落を示唆しています。
また、週足ボリンジャーバンドの中心線は上向きとなっており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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