昨日(1月29日)のドル円相場
昨日(1月29日)のドル円は、下落。
FOMCでは、市場予想通り政策金利の据え置きを決定。声明でも今後の利下げに慎重な姿勢を示したことから155.61円まで上昇したものの、上値は重く方向感を欠いた値動きとなりました。
東京市場は下落。
序盤に155.79円まで上昇したものの、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えたポジション調整目的の売りに押され、155.01円まで下落しました。
欧州市場は上昇。
米10年債利回りの上昇を受け、ドル買い円売りが優勢となり、155.52円まで上昇しました。
NY市場は、もみ合い。
FOMCでは、市場予想通り政策金利を4.25-4.50%で据え置きを決定。声明では「2%の目標に向けて進展してきた」との表現を削除し、今後の利下げに慎重な姿勢を示したことから、米10年債利回りの上昇とともにドル買いが優勢となり、155.48円まで急伸しました。
その後の記者会見にて、パウエルFRB議長による「経済が堅調であるため、政策スタンスの調整を急ぐ必要はない」、「追加利下げにはさらなるデータが必要だとの見方は変わっていない」との発言を受け、155.61円まで上昇しましたが、買い一巡後は軟調に推移し、155.21円でNYをクローズしています。
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本日(1月30日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きで下落を示唆しています。
また、週足ボリンジャーバンドの中心線は上向きとなっており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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