昨日(1月27日)のドル円相場
昨日(1月27日)のドル円は、3日続落。
中国のディープシーク社の最新AIモデルが米ハイテク企業の優位性を脅かすとの懸念から、リスク回避の円買いドル売りが優勢となり、昨年12月18日以来の安値となる153.72円まで下落しました。
東京市場は、下値が堅い。
トランプ米大統領がコロンビアからの輸入品に対して25%の関税を課すと表明したことを受け、「コロンビアのペトロ大統領が、米国からの輸入品に25%の追加関税を科すよう担当閣僚に指示した」との一部報道が伝わると、貿易戦争への懸念からリスク回避のドル売り円買いが優勢となり、155.29円まで下落しました。
その後、コロンビアが米国から送還された不法移民の受け入れに同意したことを受け、米ホワイトハウスが「コロンビアに対する関税をいったん保留する」と発表したことで、過度なリスク回避姿勢が後退し、156.09円まで値を戻す展開となりました。
欧州市場は急落
中国のディープシーク社の最新AIモデルが米ハイテク企業の優位性を脅かすとの懸念から、米株価指数先物やダウ先物などが大幅に下落したことを受け、リスク回避の円買いドル売りが優勢となり、昨年12月18日以来の安値となる153.72円まで急落しました。
NY市場は反発。
米10年債利回りの低下幅が縮小したことや大幅安で始まったダウ平均が上昇に転じたことを背景にドル買い円売りが優勢となり、154.72円まで反発しました。
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本日(1月28日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線が穏やかな下向きで下落を示唆しています。
また、週足ボリンジャーバンドの中心線は上向きとなっており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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