先週末(1月24日)のドル円相場
先週末(1月24日)のドル円は、2日続落。
日銀利上げ決定後に156.41円まで急騰したものの、声明を受けて154.85円まで下落、その後は植田日銀総裁の発言から金利先高感が後退し、156.57円まで反発する方向感を欠いた値動きとなりました。
東京市場は、大幅下落。
日銀金融政策決定会合で、利上げ幅が市場予想通りの0.25%となったことを受けて、ドル買い円売りで反応し、156.41円まで上昇したものの、声明で今後も利上げを続ける姿勢を示したことで、154.85円まで急落しました。
欧州市場は反発。
植田日銀総裁が定例記者会見にて「利上げのペースやタイミングは予断を持っていない」とし、「今回の利上げの影響がどのように出てくるかを確かめつつ、今後の進め方を決めたい」との発言を受け、金利先高感が後退し、ドル買い円売りが優勢となり、156.10円まで上昇しました。
NY市場は、上昇後に反落。
円金利先高感の後退から、NY勢もドル買い円売りで参入し、日通し高値となる156.57円まで上昇したものの、米10年債利回りの低下を背景としたドル売りが優勢となり、155.52円まで下落する展開となりました。引けにかけて小反発するも上値は重く、155.93円でNYをクローズしています。
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本日(1月27日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは、中心線は横ばいとなっており、もみ合いを示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線が穏やかな下向きで下落を示唆しています。
また、週足ボリンジャーバンドの中心線は上向きとなっており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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