昨日(1月21日)のドル円相場
昨日(1月21日)のドル円は、方向感を欠いた値動き。
トランプ米大統領によるメキシコとカナダに対する関税措置への発言を受け、荒い値動きとなったものの方向感を見い出せず、もみ合いとなりました。
東京市場は、急騰後に下落。
序盤に154.90円まで下落したものの、トランプ米大統領による「メキシコとカナダに25%の関税を課すことを検討中」との発言を受け、時間外の米10年債利回りの上昇とともにドル買い円売りが優勢となり、156.23円まで急騰しました。
ただ、買い一巡後は、時間外の米10年債利回りの低下を背景に一転ドル売り円買いが優勢となり、154.77円まで下落しました。
欧州市場は上昇。
時間外の米10年債利回りが低下幅を縮小したことを受けてドル買いが優勢となり、156円台を回復する展開となりました。
NY市場は、下値が堅い。
米10年債利回りの低下を受け155.25円まで下落したものの、米株指数や日経平均先物が堅調に推移したこと受けてリスク選好のドル買い円売りが優勢となり、155.59円まで値を戻す底堅い値動きとなりました。
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本日(1月22日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは、中心線は横ばいに転じており、もみ合いを示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線が緩やかな下向きとなっており、下落を示唆しています。
また、週足ボリンジャーバンドの中心線は上向きとなっており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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