昨日(1月20日)のドル円相場
昨日(1月20日)のドル円は、下落。
トランプ米大統領の就任式を控え、「関税に関して本日の発動は見送る見通し」との一部報道を受け、インフレの再加速懸念が後退し、2024年12月19日以来の安値155.42円まで急落しました。
東京市場は、下値が堅い。
序盤に156.58円まで上昇したものの、トランプ米大統領の就任式を控えたポジション調整目的のドル売りが優勢となり、155.71円まで下落しました。ただ、日経平均株価の上昇を背景としたドル買い円売りから156.06円まで値を戻す底堅い値動きとなりました。
欧州市場は上昇。
序盤に155.95円まで下落したものの、156.00円割れでは押し目買いが優勢となり、156.45円まで反発しました。
NY市場は下落。
トランプ米大統領の就任式を控え、「米大統領に就任するトランプ氏は米国への輸入品に対する新たな関税について、本日の発動は見送る見通し」との一部報道を受け、米国内のインフレ再加速懸念が後退したことでドル売りが優勢となり155.42円まで急落しました。
その後、時間外のダウ先物の上昇を背景としたリスク選好のドル買い優勢となり、156.06円まで反発したものの、利食い売りに押され155.47円まで下落する展開となりました。
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本日(1月21日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きで、下落を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きに転じており、下落を示唆しています。
また、週足ボリンジャーバンドの中心線は上向きとなっており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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