昨日(1月16日)のドル円相場
昨日(1月16日)のドル円は、2日続落。
米金利早期利下げ観測を受け、米10年債利回りの低下とともにドル売り円買いが優勢となり、12月19日以来の安値となる155.00円まで下落しました。
東京市場は、下落後に反発。
ベッセント次期米財務長官による
「ドルが世界の準備通貨であり続けるようにする必要がある」
との発言を受け、156.52円まで上昇したものの、一部報道で
「日銀は来週の会合で米新政権の影響が限定的なら利上げの公算大」
との内容が伝わると、一転円売りドル売り円買いが優勢となり、155.21円まで急落しました。
ただ、急激に下げた反動もあり、すぐに156.11円まで値を戻す荒い値動きとなりました。
欧州市場は下落。
序盤に156.31円まで上昇したものの、日銀の利上げ観測を背景とした戻り売りに押され、155.62円まで下落しました。
NY市場は、上昇後に反落。
米10年債利回りの上昇を背景としたドル買い円売りが優勢となり、156.36円まで上昇したものの、ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事による
「3月利下げの可能性が排除されるとは考えていない」
「インフレの動向次第では今年最大3、4回の利下げがあり得る」
などの発言を受け、米10年債利回りの低下とともにドル売り円買いが優勢となり、12月19日以来の安値となる155.00円まで下落しました。
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本日(1月17日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きでエクスパンションを形成し、強い下落を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線は上向きですがバンド幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。
また、週足ボリンジャーバンドの中心線は上向きとなっており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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