昨日(1月15日)のドル円相場
昨日(1月15日)のドル円は、大幅下落。
米経済指標(米消費者物価指数(CPI)や、NY連銀製造業景況指数の弱い結果を受け、昨年12月19日以来の安値となる155.94円まで下落しました。
東京市場は下落。
序盤に158.08円まで上昇したものの、植田日銀総裁による「追加利上げを巡る判断は米国の政策や春闘の賃金動向次第」、「(それらを精査し)来週の会合で利上げなどを行うか判断する」とした発言を受け、日銀による早期利上げ観測が強まり、157.20円まで下落しました。
欧州市場は続落。
時間外の米10年利回りの低下を背景としたドル売り円買いが優勢となり、156.71円まで下落しました。
NY市場は、下落後に反発。
米12月消費者物価指数(CPI)は市場予想通りの結果となったものの、同コア指数(予想3.3% 結果3.2%)が予想を下回ったことや、米1月NY連銀製造業景況指数が市場予想を大幅に下回る結果となったことを受け、米10年利回りの低下とともにドル売りが優勢となり、昨年12月19日以来の安値となる155.94円まで下落しました。
その後、156.73円まで反発しましたが、引けにかけては買いも続かず、156.46円でNYクローズしています。
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本日(1月16日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きでエクスパンションを形成し、強い下落を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線は上向きですがバンド幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。
また、週足ボリンジャーバンドの中心線は上向きとなっており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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