昨日(1月9日)のドル円相場
昨日(1月9日)のドル円は、4日ぶりに反落。
米10年債利回りの低下を受けて157.58円まで下落しましたが、売り一巡後は再び158円台を回復する底堅い展開となりました。
東京市場は、下落後に反発。
日経平均株価の下落を背景にリスク回避の円買いドル売りが優勢となり、157.77円まで下落したものの、日本銀行における支店長会議にて
「追加利上げの重要な判断材料となる賃上げ動向について、構造的な人手不足の下、最低賃金の引き上げもあり、継続的な賃上げが必要との認識が幅広い業種・規模の企業に浸透してきているとの報告が多かった。」
との報告文書を公表したことを受け、158.14円まで値を戻しました。
欧州市場は下落。
東京市場の流れを引き継ぎ、欧州勢はドル買い円売りで参入。158.28円まで上昇したものの、買いも続かず、157.80円近辺まで下落しました。
NY市場は、下値が堅い。
米10年債利回りの低下を受けて日通し安値となる157.58円まで下落したものの、下値は固く、引けにかけては158円台を回復する底堅い展開となりました。
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本日(1月10日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは、中心線は上向きで、上昇を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線は上向きで上昇を示唆しています。
また、週足ボリンジャーバンドの中心線は上向き、また、バンドの幅がエクスパンションを形成しており、強い上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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