昨日(1月6日)のドル円相場
昨日(1月6日)のドル円は、急落後に反発。
米ワシントン・ポスト紙による、トランプ次期大統領の関税政策に関する報道を受けて急落したものの、トランプ氏による否定発言で反発する展開となりました。
東京市場は堅調。
時間外の米10年債利回りの上昇を背景としたドル買い円売りが優勢となり、157.83円まで上昇したものの、大発会後の日経平均が下落に転じたことを受け、157.49円まで下落しました。
ただ、日銀の植田総裁による利上げのタイミングについて慎重な姿勢を示したことを受けて、157.80円まで値を戻す底堅い値動きとなりました。
欧州市場は、もみ合い。
157.59円〜157.96円と37銭幅で方向感を欠いた値動きとなりました。
NY市場は、急落後に反発。
米ワシントン・ポスト紙が「トランプ次期大統領は重要な品目だけに絞って関税を課すことを検討」と報じたことで、米物価上昇圧力が想定よりも限定的にとどまるとの見方が浮上し、米長期金利の低下とともにドル売りが優勢となり、156.25円まで急落しました。
その後、トランプ氏によるワシントン・ポスト紙の内容を否定する発言があったことで一転ドル買いが優勢となり、米長期金利の上昇とともに157円台後半まで持ち直す展開となりました。
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本日(1月7日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは、中心線は横ばいから緩やかな上向きに転じており、上昇を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線は上向きですが、バンド幅が収斂しはじめており、もみ合いを示唆しています。
また、週足ボリンジャーバンドの中心線は上向き、また、バンドの幅がエクスパンションを形成しており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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