昨日(12月23日)のドル円相場
昨日(12月23日)のドル円は、堅調。
米利下げペースの鈍化観測と日銀による利上げ慎重姿勢を背景としたドル買い円売りが優勢となり、157.27円まで上昇しました。
東京市場は、底堅い。
仲値にかけて実需のドル買い円売りが優勢となり、156.69円まで上昇したものの、クリスマス休暇を前にしたポジション調整売りから156.34円まで下落しました。その後、日経平均株価の堅調推移を背景としたリスク選好のドル買い円売りが優勢となると156.65円まで値を戻す展開となりました。
欧州市場は上昇。
欧州勢によるクリスマス休暇を控えたポジション調整から、156.47円まで下落したものの、時間外の米10年債利回りの上昇を受けたドル買い円売りが優勢となり、156.88円まで上昇しました。
NY市場は続伸。
米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げペースは減速する見通しのなか、日銀の利上げ慎重姿勢を背景としたドル買い円売りは根強く、日通し高値となる157.27円まで上昇しました。その後小反落したものの、下値は堅く、156.99円〜157.21円と22銭幅で方向感を欠いた値動きとなりました。
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本日(12月24日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは、中心線が上向きですが、バンド幅がスクイーズを形成しており、もみ合いを示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線は上向きとなっており、エクスパンションを形成し、強い上昇を示唆しています。また、週足ボリンジャーバンドの中心線は上向きとなっており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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