昨日(12月19日)のドル円相場
昨日(12月19日)のドル円は、大幅続伸。
日銀会合での利上げ見送り決定や植田日銀総裁の利上げに慎重な発言に加え、米経済指標の好結果も相場を支え、7月19日以来、5か月ぶりの高値となる157.80円まで上昇しました。
東京市場は急伸。
日銀金融政策決定会合の結果が公表を控え、154.44〜154.89円と45銭幅で方向感を欠いた値動きが続きましたが、金融政策の据え置きを発表すると155.47円まで急伸しました。
欧州市場は、大幅続伸。
植田日銀総裁は記者会見で「(今後の金融政策について)来年の春闘などの情報も必要」と発言し、追加利上げに対する慎重な姿勢が伝わったことで早期利上げ観測が後退し、7月23日以来の高値となる157.15円まで大幅に上昇しました。
NY市場は上昇。
米新規失業保険申請件数(予想23.0万件 結果22.0万件)や、米7-9月期コアPCE確報値(予想2.1% 結果2.2%)、米7-9月期個人消費確報値(予想3.6% 結果3.7%)と、市場予想を上回る強い結果を受け、米10年債利回りの上昇とともにドル買いが優勢となり、7月19日以来、5か月ぶりの高値となる157.80円まで上昇しました。
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本日(12月20日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは、中心線が上向きで、エクスパンションを形成しており、強い上昇を示唆しています。日足のボリンジャーバンドは、中心線は上向きとなっており、エクスパンションを形成し、強い上昇を示唆しています。また、週足ボリンジャーバンドの中心線も横ばいから上向きに転じており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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