昨日(12月12日)のドル円相場
昨日(12月12日)のドル円は、4日続伸。
日銀の年内利上げ観測の後退を受け、ドル買い円売りが優勢となり、152.77円まで上昇しました。
東京市場は、下値が堅い。
序盤に152.45円まで上昇したものの、上昇して始まった日経平均株価が上げ幅を縮小すると、リスク回避のドル売り円買いが優勢となり、151.96円まで下落しました。その後「日銀内で追加利上げを急ぐ必要はないとの認識が広がっている」との一部報道が伝わると、152.60円まで値を戻す展開となりました。
欧州市場は下落。
東京市場の流れを引き継ぎ、欧州勢はドル買いで参入。152.77円まで上昇したものの、戻り売りに押され152.17円まで下落しました。
NY市場は上昇。
前週分にあたる米新規失業保険申請件数(予想22.0万件 結果24.2万件)や、米失業保険継続受給者数(予想187.5万人 結果188.6万人)の市場予想を下回る弱い結果を受け、151.80円まで下落したものの、同時刻に発表された、米11月卸売物価指数(予想2.6% 結果3.0%)および、同コア指数(予想3.2% 結果3.4%)の市場予想を上回る結果が伝わると一転ドル買い戻しが優勢となり、152.68円まで上昇しました。
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本日(12月13日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは、中心線が上向きですが、バンド幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。日足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きですが、バンド幅が収斂し、もみ合いを示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは中心線が下向きですが、バンドの幅が収斂し、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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