昨日(12月9日)のドル円相場
昨日(12月9日)のドル円は、3営業日ぶりに反発。
中国の金融政策のスタンス変更に伴うリスク選好のドル買い円売りが優勢となり、11月29日以来の高値となる151.34円まで上昇しました。
東京市場は、もみ合い。
149.70円〜150.05円と35銭幅で方向感を欠いた値動きとなりました。
欧州市場は上昇。
中国共産党・中央政治局による「適度に緩和的な金融政策を実施」との方針が発表されると、「穏健」から「適度に緩和」へ変更されたことで、2011年以来となる方針転換にリスク選好のドル買い円売りが優勢となり、150.52円まで上昇しました。
NY市場は続伸。
中国の金融政策のスタンス変更に伴うリスク選好の動きは継続し、米10年債利回りの上昇とともにドル買い円売りが優勢となり、11月29日以来の高値となる151.34円まで上昇しました。
===========================
本日(12月10日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは、中心線が上向き、且つ、バンドの幅がエクスパンションを形成しており、強い上昇を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きとなっており、下落を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは中心線が下向きですが、バンドの幅が収斂し始めており、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
最新の週次レポートはこちら(2024/12/9)(PDF)