FXドル円予想レポート(2024/12/4)

昨日(12月3日)のドル円相場

昨日(12月3日)のドル円は、大幅下落。 韓国大統領による「非常戒厳」を受け、リスク回避のドル売り円買いが優勢となり、10/11以来の安値となる148.65円まで下落しました。 東京市場は上昇。 日経平均株価の大幅上昇を受けて、リスク回避姿勢が後退し、時間外の米10年債利回りの上昇とともに朝方につけた安値149.50円から150.23円まで上昇しました。 欧州市場は、上値が重い。 時間外の米10年債利回りが軟調に推移したことを受け、徐々に上値を切り下げ、149.69円まで下落しました。 NY市場は、下落後に反発。 韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領による「非常戒厳」の宣言が伝わると、リスク回避のドル売り円買いが優勢となり、10/11以来の安値となる148.65円まで下落しました。その後韓国で開かれた臨時国会で「戒厳令解除の決議案」が満場一致で可決され、韓国大統領が非常戒厳を解除するとリスク回避姿勢が後退。 その後発表された米10月JOLT雇用動態調査(予想747.0万件 結果774.4万件)が市場予想を上回ったことを受け、ドル買い円売りが優勢となり、149.61円まで反発しました。 ===========================

本日(12月4日)のドル円予想

1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が緩やかな下向きで、下落を示唆しています。 日足のボリンジャーバンドは、中心線は下向き、また、バンドの幅がエクスパンションを形成しており、強い下落を示唆しています。 なお、週足ボリンジャーバンドは中心線が下向きですが、バンドの幅が収斂し始めており、もみ合いを示唆しています。 以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。 ※チャートは、ドル/円の一時間足月足ボリンジャーバンドフィボナッチを表示しています。

ドル円週次レポート

最新の週次レポートはこちら(2024/12/2)(PDF)

新しい記事

記事一覧

古い記事

テクニカル分析チャート講座

FXブロードネットでは、取引ツールに搭載しているものを中心にテクニカルチャートの基本的な見方と使い方をご紹介します。

プライスアクション

プライスアクションの基本法則や9つの各プライスアクションをそれぞれ動画や図解と共にご紹介します。

FXドル円予想レポート

ドル円の前日の為替相場の動きを、各テクニカルで検証します。

[動画でわかる]山中康司のボリンジャーバンド実践的手法

ボリンジャーバンドについて、全6ステップの動画で山中康司がわかりやすく説明いたします。

関連情報