昨日(12月4日)のドル円相場
昨日(12月4日)のドル円は、上昇。
日銀の早期利上げ観測後退を背景にしたドル買い円売りが優勢となり、151.23円まで上昇しました。
東京市場は上昇。
実需目的のドル買い円売りが優勢となり、序盤から堅調に推移し、「日銀が12月の金融政策決定会合で政策を維持する可能性」との一部報道を受けて150.17円まで上昇しました。
欧州市場は、続伸。
東京市場の流れを引き継いで、ドル買い円売りが優勢となる中、米10年債利回りが上昇したことを受けて、151円台まで上昇しました。
NY市場は、下落後に反発。
米11月ADP全米雇用報告(予想 15.0万人、結果 14.6万人)が市場予想を下回ったことや、米11月ISM非製造業景況指数(予想55.7、結果52.1)も予想を下回る結果となったことを受け、米金利の一転低下とともにドル売りが強まり、一時150.00円付近まで下落しました。
その後、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の「米国経済は現在、驚くほど良好な状態」「経済と金融政策の現状に非常に満足」との発言が伝わると買い戻しが優勢となり、150.60円台まで持ち直す展開となりました。
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本日(12月5日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が緩やかな下向きで、下落を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線は下向き、また、バンドの幅がエクスパンションを形成しており、強い下落を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは中心線が下向きですが、バンドの幅が収斂し始めており、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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