昨日(11月25日)のドル円相場
昨日(11月25日)のドル円は、もみ合い。
153.55円〜154.72円と1円17銭の値幅を伴いつつも方向感を欠いた値動きとなりました。
東京市場は、下落後に反発。
トランプ次期大統領が次期財務長官に投資家のベッセント氏の起用を発表したことで、下方向に窓を開けて始まり、時間外の米10年債利回りの低下とともに軟調に推移し153.55円まで下落しました。ただ、ベッセント氏による「優先事項はトランプ大統領のさまざまな減税公約を実行することだ」「ドルの準備通貨としての世界での地位を維持する」と発言したことでドル買い戻しの流れが優勢となり、154.40円まで反発しました。
欧州市場は上昇。
「イスラエルとヒズボラの停戦合意が近づいている」との観測報道を受け、リスク選好のドル買い円売りが優勢となり、日通し高値となる154.72円まで上昇しました。
NY市場は、下落後に反発。
米10年債利回りの動向に振られ、一時153.63円まで下落したものの、トランプ次期大統領が次期財務長官に投資家のベッセント氏を起用したとの報道を受けて、金融市場が安定化への期待感から154.52円まで反発する方向感を欠いた値動きとなりました。引けにかけて小反落し、154.17円でNYをクローズしています。
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本日(11月26日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が横ばいで、もみ合いを示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線は上向きとなっており、上昇を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは中心線が下向きですが、バンドの幅が収斂し始めており、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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