先週末(11月22日)のドル円相場
先週末(11月22日)のドル円は、上昇。
米経済指標の強い結果を受け、米経済の底堅さを確認するとドル買いが優勢となり、155.02円まで上昇しました。
東京市場は上昇。
本邦10月消費者物価指数が市場予想を上回る結果だったことを受け、12月の日銀会合での利上げ観測が高まったことでドル売り円買いが優勢となり、153.97円まで下落したものの、前日安値153.91円が意識されると下げ渋り、時間外の米10年債利回りの上昇とともに154.73円まで上昇しました。
欧州市場は下落。
トランプ次期大統領が「ケビン・ウォーシュ氏を財務長官に起用、後に連邦準備制度理事会(FRB)議長に指名する可能性」との一部報道を受け、ドル買い円売りが優勢となり、154.95円まで上昇しました。
ただ、155円を手前に上値の重さを確認すると一転ドル売りが優勢となり、米10年債利回りの低下とともに154.26円まで下落しました。
NY市場は反発。
米11月サービス部門PMI(予想55.2 結果57.0、11月米総合PMI(予想54.3 結果54.3)が市場予想を上回ったことを受け、ドル買い円売りが優勢となり、日通し高値となる155.02円まで上昇しました。その後、155円台では利食い売りに押され、154円後半で方向感を欠いた値動きとなりました。
===========================
本日(11月25日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が緩やかな下向きに転じており、下落を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線は上向きとなっており、上昇を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは中心線が下向きですが、バンドの幅が収斂し始めており、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
最新の週次レポートはこちら(2024/11/18)(PDF)