昨日(11月21日)のドル円相場
昨日(11月21日)のドル円は、下落。
ロシア・ウクライナ情勢に伴う地政学的リスクの高まりを受け、リスク回避の円買いから153.91円まで下落したものの、154円割れでは下げ渋り、底堅い値動きとなりました。
東京市場は下落。
日経平均株価の軟調推移を受けて、ドル売り円買いが優勢となり、154.87円まで下落しました。
欧州市場は続落。
ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁による「金利はさらに低下する可能性がある」「ディスインフレは続くだろう」などの発言を受け、ドル売りが優勢となり154.56円まで下落しました。
NY市場は、下落後に反発。
ロシアが大陸間弾道ミサイルのICBMを発射したとの観測報道を受け、戦闘激化への警戒感か強まり、リスク回避の円買いから、日通し安値となる153.91円まで下落しました。
その後、軟調に推移していたダウ平均が下げ幅を縮小するとドル買いが優勢となり、米10年債利回りの上昇とともに154.70円まで値を戻す底堅い値動きとなりました。
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本日(11月22日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きですが、バンド幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線は上向きとなっており、上昇を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは中心線が下向きですが、バンドの幅が収斂し始めており、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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