昨日(11月26日)のドル円相場
昨日(11月26日)のドル円は、下落。
トランプ次期米大統領による追加関税に関するSNS投稿を受け、貿易摩擦激化への警戒感からリスク回避の流れが継続し、11日以来の安値となる152.99円まで下落しました。
東京市場は下落。
序盤に154.49円まで上昇したものの、トランプ次期米大統領による「中国に対して10%の追加関税を課す」とのSNS投稿を受け、貿易摩擦が激化への警戒感から日経平均株価の下落とともにリスク回避のドル売り円買いが優勢となり、153.55円まで下落しました。
欧州市場は、上値が重い。
時間外の米10年債利回りの上昇を背景としたドル買いが優勢となり、154.22円まで上昇したものの、「イスラエル軍がレバノン南部を空爆し首都ベイルートで爆発音がなった」を受け、リスク回避のドル売り円買いが優勢となり、153.71円まで下落しました。
NY市場は続落。
NY勢参入後もリスク回避のドル売り円買いの流れは継続し、11日以来の安値となる152.99円まで下落後、152円台では押し目買い意欲も旺盛で153.72円まで値を戻す展開となりました。
ただ、その後発表された、米11月コンファレンス・ボード消費者信頼感指数(予想111.8 結果111.7)、米10月新築住宅販売件数(予想72.5万件 結果61.0万件)、米11月リッチモンド連銀製造業指数(予想-11 結果-14)といずれも市場予想を下回る弱い結果にドル売りが優勢となり、153.01円まで軟調に推移しました。
===========================
本日(11月27日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きで、下落を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線は横ばいに転じており、もみ合いを示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは中心線が下向きですが、バンドの幅が収斂し始めており、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
最新の週次レポートはこちら(2024/11/25)(PDF)