先週末(11月15日)のドル円相場
先週末(11月15日)のドル円は、5日ぶりに大幅反落。
政府・日銀による介入警戒感や米株式市場の軟調推移を受け、リスク回避のドル売り円買いが優勢となり、153.87円まで下落しました。
東京市場は、上値が重い。
序盤に156.19円まで下落したものの、仲値に向けた実需のドル買い円売りが優勢となり、7月23日以来の高値となる156.74円まで上昇しました。
その後、加藤財務相による「行き過ぎた動きには適切な対応を取る」、「投機的な動き含め極めて高い緊張感を持って為替注視」などの円安けん制発言を受け、156.28円まで下落しました。
欧州市場は下落。
政府・日銀による介入警戒感から欧州勢はドル売り円買いで参入し、155.22円まで下落しました。
NY市場は続落。
米小売売上高(予想0.3% 結果0.4%)やニューヨーク連銀製造業景気指数(予想-0.7 結果31.2)が市場予想を上回る強い結果を受けたドル買いから下げ渋るも、ダウ平均が400ドル超下落したことを受け、リスク回避のドル売り円買いが優勢となり、米10米年債利回りの低下とともに153.87円まで下落しました。
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本日(11月18日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きで、下落を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線は上向きとなっており、上昇を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは中心線が下向きですが、バンドの幅が収斂し始めており、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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