昨日(11月14日)のドル円相場
昨日(11月14日)のドル円は、4日続伸。
パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長発言を受け、米利下げペース鈍化観測からドル買いが優勢となり、7月23日以来の高値となる156.41円まで上昇しました。
東京市場は上昇。
155.26円まで下落したものの、時間外の米10年債利回りの上昇を背景としたドル買い円売りが優勢となり、前日高値の155.61円を上抜けると156.13円まで上昇しました。
欧州市場は続伸。
序盤は利食いに売りに押され、155.71円まで下落したものの、「米議会選で上下両院とも共和党が過半数を獲得する見通し」との観測報道を受け、156.24円まで値を戻す展開となりました。ただし、堅調推移だった米10年債利回りが低下に転じたことを受け、ドル売りが優勢となり、156円を割り込んで155.90円まで下落しました。
NY市場は、下落後に反発。
米10月卸売物価指数(予想2.3% 結果2.4%)および、同コア指数(予想3.0% 結果3.1%)の予想を上回る結果を受け、156.19円まで上昇したものの、米10年債利回りの低下を背景としたドル売りが優勢となり、155.53円まで下落しました。
その後、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が講演で「堅調な米景気を踏まえれば、利下げを急ぐ必要はない」との見解を表明すると、ドル買いが優勢となり、7月23日以来の高値156.41円まで反発しました。
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本日(11月15日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が上向きで、上昇を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線は上向きとなっており、上昇を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線は下向きですが、バンド幅が狭くなっており、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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