昨日(11月13日)のドル円相場
昨日(11月13日)のドル円は、3日続伸。
米CPIの結果を受けて154.35円まで下落したものの、FRBによる利下げペース鈍化観測からドル買いが優勢となり、7月24日以来の高値となる155.61円まで反発しました。
東京市場は上昇。
仲値公示にかけた実需目的のドル買い円売りから154.93円まで上昇したものの、155円の大台を前に戻り売りに押され、154.54円まで下落しました。ただ、時間外の米10年債利回りの上昇を背景としたドル買いが優勢となると154.93円まで値を戻す底堅い値動きとなりました。
欧州市場は上昇。
東京市場の流れを引き継いでドル買いが先行し、7月30日以来の高値となる155.23円まで上昇したものの、米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、ポジション調整目的の売りに押され、154.80円まで下落しました。
NY市場は、下落後に反発。
米10月消費者物価指数や同コアCPIが市場予想通りの結果だったことでドル売りが優勢となり、154.35円まで下落しました。
ただ、トランプ次期大統領による減税や財政出動、規制緩和や関税引き上げは今後インフレ率を押し上げるとの見方は変わらず、FRBによる利下げペース鈍化観測からドル買いが優勢となり、7月24日以来の高値となる155.61円まで反発しました。
引けにかけて小反落するも下値は堅く、155.46円でNYをクローズしています。
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本日(11月14日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が上向きで、上昇を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線は上向きとなっており、上昇を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線は下向きですが、バンド幅が狭くなっており、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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