昨日(10月28日)のドル円相場
昨日(10月28日)のドル円は、2日続伸。
日銀による利上げ観測後退からドル買い円売りが優勢となり、153.88円まで上昇しました。
東京市場は上昇。
週末の衆議院選挙で自民・公明両党で過半数の議席を割り込んだことで、先行き政局不安から日銀の追加利上げ先送り観測が台頭し、ドル買い円売りが優勢となり、先週末の終値152.13円から窓を開けて153.88円まで上昇しました。ただし、7月31日高値の153.88円が意識されると買いも続かず、利食い売りに押され153.38円まで下落する展開となりました。
欧州市場は下落。
時間外の米10年債利回りの低下を背景としたドル売り円買いが優勢となり、152.46円まで下落しました。
NY市場は反発。
米10月ダラス連銀製造業活動指数(予想-9.4 結果-3.0)の市場予想を上回る結果を受け、米10年債利回りの上昇とともにドル買いが優勢となり、153.37円まで上昇しました。
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本日(10月29日)のドル円予想
時間足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きですが、バンド幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線は上向きとなっており、上昇を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が緩やかな下向きで、下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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