昨日(10月24日)のドル円相場
昨日(10月24日)のドル円は、4日ぶりに反落。
加藤財務相、青木官房副長官による円安けん制発言に伴う介入警戒感や本邦衆議院議員総選挙を控えたポジション調整目的の売りに押され、151.56円まで下落しました。
東京市場は下落。
序盤に152.82円まで上昇したものの、加藤財務相による「(替相場の円安に関して)足元では一方的な動きがみられている」や、青木官房副長官による「為替相場の動向を高い緊張感を持って注視」との円安けん制発言を受けて、時間外の米10年債利回りの低下とともに152.11円まで下落しました。
欧州市場は続落。
時間外の米10年債利回りの低下とともにドル売りが優勢となり、151.77円まで下落しました。
NY市場は、上値が重い。
前週分新規失業保険申請件数や米10月PMIの市場予想を上回る強い結果を受け、152.32円まで上昇したものの、加藤財務相や青木官房副長官による円安けん制発言からなる介入警戒感から買いも続かず、本邦衆議院議員総選挙を控えたポジション調整のドル売り円買いから151.56円まで下落しました。
引けにかけて小反発するも戻りは鈍く、151.83円でNYをクローズしています。
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本日(10月25日)のドル円予想
時間足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線は上向きとなっており、上昇を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が緩やかな下向きで、下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
最新の週次レポートはこちら(2024/10/21)(PDF)