先週末(10月18日)のドル円相場
先週末(10月18日)のドル円は、下落。
米経済指標の弱い結果に米10年債利回りの低下とともにドル売り円買いが優勢となり、149.37円まで下落ました。
東京市場は下落。
三村財務官による「足もとで一方向、急速な動きを認識」、「投機的な動きを含め、高い緊張感をもって注視」や青木官房副長官による「為替はファンダメンタルズを反映し安定的に推移すること重要」「投機的動向含め為替の動向を高い緊張感を持ってしっかり注視」などの円安けん制発言を受け、150.28円から149.77円まで軟調に推移しました。
欧州市場は、もみ合い。
「日銀は今後の利上げの可能性を排除せず」との一部報道を受け、150.15円から一時149.59円まで下落したものの、その後「日銀は今月の金融政策決定会合で追加利上げを急ぐ必要性は乏しい」との報道から、買い戻しが優勢となり、150.09円まで値を戻しました。
NY市場は続落。
米9月住宅着工件数(予想-0.4% 結果-0.5%)や米9月建設許可件数(予想-0.7% 結果-2.9%)の住宅関連指標が軒並み弱い結果だったことを受け、米10年債利回りの低下とともにドル売り円買いが優勢となり、149.37円まで下落ました。
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本日(10月21日)のドル円予想
時間足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線は上向きとなっており、上昇を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が緩やかな下向きで、下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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