昨日(10月2日)のドル円相場
昨日(10月2日)のドル円は、大幅上昇。
石破首相の追加利上げ牽制発言と米雇用指標の良好な結果を受け、9月3日以来の高値となる146.51円まで上昇しました。
東京市場は、上値が重い。
序盤に144.18円まで上昇したものの、「イスラエルが数日以内に重大な報復を計画」との一部報道を受け、日経平均株価の900円超の大幅下落とともにリスク回避のドル売り円買いが優勢となり、143.54円まで下落しました。
欧州市場は上昇。
石破首相による「現在は追加利上げをするような環境にはない」や、植田日銀総裁による「経済物価が見通し通り動けば緩和の度合いを調整するが、本当にそうか見極める時間があるので丁寧にやる」との追加利上げに慎重な発言を受け、144.18円まで上昇しました。
NY市場は、大幅に続伸。
石破首相の追加利上げ牽制発言を受けたドル買い円売りが優勢の中、米9月ADP雇用統計(予想12.5万人 結果14.3万人)の市場予想を上回る結果となったことで、米10年債利回りの上昇とともにドル買い円売りが加速。石破ショック前に付けた高値146.50円と面合わせとなる146.51円まで上昇しました。
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本日(10月3日)のドル円予想
時間足のボリンジャーバンドは、中心線は上向きとなっており、上昇を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線は穏やかな上向きで、上昇を示唆しています。
週足ボリンジャーバンドは、中心線が下向きで下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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