昨日(9月30日)のドル円相場
昨日(9月30日)のドル円は、上昇。
FRBによる早期大幅利下げ観測の後退によるドル買いが優勢となり、143.91円まで上昇しました。
東京市場は下落。
序盤に142.95円まで上昇したものの、日経平均株価が2000円超の大幅安となったことを受け、リスク回避のドル売り円買いが優勢となり、141.65円まで下落しました。
欧州市場は上昇。
時間外の米10年債利回りの上昇を背景としたドル買い円売りが優勢となり、142.79円まで上昇しました。
NY市場は続伸。
米9月シカゴ購買部協会景気指数(予想46.0 結果46.6)や米9月ダラス連銀製造業活動指数(予想-10.8 結果-9.0)の市場予想を上回る結果にドル買いが優勢となりました。
パウエルFRB議長による「FEDは利下げを急いでいるとは感じていない」「この先、経済がおおむね想定通りに進展すれば、政策は時間とともにより中立のスタンスへと移行するだろう」との早期大幅利下げに慎重な発言を受け、米10年債利回りの上昇とともに143.91円までドル買いが加速しました。
引けにかけて小反落するも下値は堅く、143.63円でNYをクローズしています。
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本日(10月1日)のドル円予想
時間足のボリンジャーバンドは、中心線は上向きとなっており、上昇を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きですが、バンド幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が下向きで下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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