先週末(9月27日)のドル円相場
先週末(9月27日)のドル円は、暴落。
自民党総裁選の結果を受け、146.50円から142.07円と4円43銭幅の大幅下落となりました。
東京市場は堅調。
日経平均株価の上昇を受けて、リスク選好のドル買い円売りが優勢となり、145.57円まで上昇しました。自民党総裁選の第1回投票で、日銀の利上げに否定的な高市氏がトップとの報道を受けてドル買い円売りが加速。146.50円まで急伸しました。
欧州市場は急落。
自民党総裁選の決選投票で石破氏が過半数を獲得し新総裁に選出されたことを受け、高市氏への期待で先行した円売りの買い戻しが進み、142.77円まで急落しました。
NY市場は続落。
米8月個人消費支出(予想2.3% 結果2.2%)、食品・エネルギー除く前月比でも0.1%(予想0.2%)と市場予想下回る結果を受け、ドル売りが優勢となり、米10年債利回りの低下とともに142.07円まで下落しました。
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本日(9月30日)のドル円予想
1時間足・日足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きですが、バンド幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が下向きで下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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