昨日(9月24日)のドル円相場
昨日(9月24日)のドル円は、2日続落。
日銀による早期利上げ観測の後退を支えに9/4以来の高値となる144.68円まで上昇したものの、米経済指標の弱い結果に143.11円まで下落する展開となりました。
東京市場は上昇。
植田日銀総裁が講演で「政策判断にあたって時間的な余裕がある」と発言したことを受け、早期追加利上げ観測が後退し、ドル買い円売りが優勢となり、144.19円まで上昇しました。
欧州市場は下落。
東京市場の流れを引き継ぎ、欧州勢はドル買い円売りで参入。144.68円まで上昇したものの、対欧州通貨でドル売りが優勢となると円に対してもドル売りが先行し、143.83円まで下落する展開となりました。
NY市場は続落。
米7月住宅価格指数(予想0.2% 結果0.1%)、米9月消費者信頼感指数(予想104.0 結果98.7)、米9月リッチモンド連銀製造業指数(予想-12 結果-21)が軒並み市場予想を下回る弱い結果だったことを受け、米10年債利回りの低下とともにドル売りが優勢となり、日通し安値となる143.11円まで下落しました。
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本日(9月25日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きでエクスパンションを形成しており、強い下落を示唆しています。日足ボリンジャーバンドは、中心線が穏やかな下向きとなっており、下落を示唆しています。
週足ボリンジャーバンドは、中心線が下向きで下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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