昨日(9月23日)のドル円相場
昨日(9月23日)のドル円は、方向感を欠いた値動き。
FRBによる追加利下げへの思惑が交錯し、143.17円〜144.45円と1円28銭幅の値幅を伴いつつも、方向感を欠いた値動きとなりました。
東京市場は、上値が重い。
東京市場が祝日休場となる中143.67円から144.45円まで上昇したものの、先週末高値の144.49円が意識されると戻り売りが優勢となり、144.11円まで下落しました。
欧州市場は下落。
自民党総裁選に出馬している高市経済安全保障担当相による追加利上げに対する牽制発言を受け、143.17円まで下落しました。
NY市場は、往って来い。
日経平均先物の堅調推移を背景に143.64円まで値を戻し、ミネアポリス連銀カシュカリ総裁による「利下げについて今後は小幅なステップを見込む」やアトランタ連銀ボスティック総裁による「今会合での50bp利下げは将来の利下げペースを確定させるものではない」との追加利上げに慎重な発言を受け、ドル買い円売りが優勢となり144.34円まで上昇しました。
ただ、シカゴ連銀グールズビー総裁による「今後1年でさらに多くの利下げを予想する」とハト派的な発言が伝わると、米10年債利回りの低下とともにドル売りが優勢となり、143.26円まで下落する展開となりました。
===========================
本日(9月24日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きですがバンド幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。日足ボリンジャーバンドは、中心線が穏やかな下向きとなっており、下落を示唆しています。
週足ボリンジャーバンドは、中心線が下向きで下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
最新の週次レポートはこちら(2024/9/23)(PDF)