昨日(9月12日)のドル円相場
昨日(9月12日)のドル円は、下落。
米8月卸売物価指数(PPI)の市場予想を下回る結果を受けて、米10年債利回りの低下とともにドル売り円買いが優勢となり、141.73円まで下落しました。
東京市場は、上昇。
朝方から日経平均先物の上昇につれる形で買いが先行し、前日高値の142.54円を上抜けると142.95円まで上昇しました。その後、日銀・田村審議員が「見通し期間後半には少なくとも1%程度まで利上げが必要」との見解を示したことで142.30円付近まで下落しましたが、日経平均株価が前日終値比で1200円超上昇したことで一時142.90円台まで持ち直す展開となりました。
欧州市場は、下落。
時間外の米10年債利回りが上昇したことを受けて、一時143.04円まで上昇したものの、戻り売りに押され、142円台前半まで下落しました。
NY市場は、続落。
米8月卸売物価指数(PPI)が総合(予想1.8% 結果1.7%)・コア(予想2.5% 結果2.4%)ともに前年比で予想を下回ると、米10年債利回りの低下とともにドル売り円買いが先行し、141.91円まで下落しました。
その後、米10年債利回りが一転上昇したことで142円台半ばまで買い戻されたものの、戻りは鈍く、引けにかけて141.73円と日通し安値を更新しました。
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本日(9月13日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が下向きとなっていますが、バンドの幅が狭くなりつつあり、下落に一服感があります。
週足ボリンジャーバンドは、中心線が下向きでエクスパンションを形成しており、強い下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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