昨日(9月11日)のドル円相場
昨日(9月11日)のドル円は、年初来安値を更新して下落したものの、142.55円まで反発。
日経平均株価が900円超下落したことや米10年債利回りの低下を受けて、140.72円まで下落したものの、米8月消費者物価指数の強弱入り混じる結果に、FRBによる大幅利下げ観測が後退し、142.55円まで上昇しました。
東京市場は、下落。
日経平均株価が900円超下落したことや米10年債利回りの低下を受けて、リスク回避のドル買いが優勢となる中、8月5日安値141.70円を下回ったことでドル売りが加速、一時140.72円まで下落し、年初来安値を更新しました。
欧州市場は、反発。
時間外の米10年債利回りが低下幅を縮めたことや、日経平均先物が堅調な動きとなったことでドル買い円売りが優勢となり、141円台半ばで堅調に推移しました。
NY市場は行って来い。
米8月米消費者物価指数(CPI)が、前月比・前年比ともに予想を下回る結果となった一方、コア指数では前月比が予想を上回る結果となり、FRBによる大幅利下げ観測が後退したことでドル買いが加速し、142.55円まで上昇しました。
その後、米10年債利回りが低下に転じたことや、ダウ平均が700ドル超安まで下落したことを受けて、一時141.20円付近まで下押ししたものの、米10年債利回りが一転上昇に転じたことでドル買い戻しが優勢となり、142.46円付近まで持ち直す展開となりました。
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本日(9月12日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は横ばいから上向きに転じており、上昇を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が下向きで下落を示唆しています。
週足ボリンジャーバンドは、中心線が下向きでエクスパンションを形成しており、強い下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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