昨日(9月10日)のドル円相場
昨日(9月10日)のドル円は、下落。
欧米株価の軟調な推移を背景としたドル売り円買いが優勢となり、米10年債利回りの低下とともに、142.20円まで下落しました。
東京市場は、上値が重い。
早朝に142.86円まで下落したものの、5・10日要因となる仲値に向けたドル買い円売りが先行し、143.54円まで上昇しました。その後日経平均株価の軟調推移を背景としたリスク回避のドル売り円買いが優勢となり、143.03円まで反落する上値の重い値動きとなりました。
欧州市場は、往って来い。
時間外の米10年債利回りの上昇を受け、ドル買いは優勢となり、日通し高値となる143.71円まで上昇したものの、前日高値143.79円が意識されると伸び悩み、米10年債利回りが下落に転じたことを受け、142.96円まで下落し、往って来いの相場となりました。
NY市場は下落。
ダウ平均株価や日経平均先物の下落を背景としたリスク回避のドル売り円買いが優勢となり、米10年債利回りが昨年6月以来約1年3か月ぶりの低水準を記録すると円買いドル売りが加速。日通し安値となる142.20円まで下落しました。引けにかけて小反発するも上値は重く、142円前半でのもみ合いとなりました。
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本日(9月11日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が下向きで下落を示唆しています。
週足ボリンジャーバンドは、中心線が下向きでエクスパンションを形成しており、強い下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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