先週末(9月6日)のドル円相場
先週末(9月6日)のドル円は、4日続落。
米雇用統計の結果を受け144.01円まで急伸後142.00円まで急落。その後も143.90円まで値を戻したものの141.78円まで下落するといった乱高下となりました。
東京市場は下落。
日経平均株価の下落を背景としたリスク回避の円買いドル売りが優勢となり、前日安値142.84円を下抜け、8月5日以来の安値となる142.41円まで下落しました。
欧州市場は上昇。
序盤に142.06円まで下落したものの、軟調推移だった時間外の米10年債利回りが上昇に転じたことを受け、143.12円まで値を戻す展開となりました。
NY市場は、乱高下。
米8月雇用統計では、非農業部門雇用者数(予想16.0万人 結果14.2万人)が市場予想を下回り、平均時給は前月比(予想0.3% 結果0.4%)、前年同月比(予想3.7% 結果3.8%)と市場予想を上回る強い結果だったことで、一時144.01円まで急伸したものの、その後142円まで急落するといった荒い値動きとなりました。
その後も、米10年債利回りの上昇を受けたドル買い円売りが優勢となり、143.89円まで値を戻したものの、ダウ平均が440ドル超下落するとリスク回避の円買いドル売りが優勢となり、米10年債利回りの低下とともに日通し安値となる141.78円まで下落しました。
引けにかけて小反発するも上値は重く、142.29円でNYをクローズしています。
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本日(9月9日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足・週足ボリンジャーバンドは、中心線が下向きでエクスパンションを形成しており、強い下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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