先週末(8月23日)のドル円相場
先週末(8月23日)のドル円は、大幅反落。
ジャクソンホールでのパウエルFRB議長の発言を受け、米9月利下げ観測から144.05円まで下落しました。
東京市場は、下落。
序盤に146.33円まで上昇したものの、植田日銀総裁の「実現する確度が高まれば金融緩和の度合いを調整していく」、「円安が見通しとそのリスクに影響を与えることもありえる」との発言を受け、ドル売り円買いが優勢となり、145.30円まで下落しました。その後日経平均株価が底堅く推移したことで、145.89円まで買い戻される展開となりました。
欧州市場は、上昇。
パウエルFRB議長の講演を控えたポジション調整目的のドル売り円買いから、145.30円まで下落したものの、押し目買い意欲も旺盛で146.17円まで値を戻す値動きとなりました。
NY市場は、大幅反落。
パウエルFRB議長は講演内で「インフレと労働市場の鈍化を踏まえ金融緩和へ政策を転換する時機が到来した」と9月会合からの利下げ姿勢を明言したことを受け、米10年債利回りの低下とともにドル売りが優勢となり、
144.05円まで下落しました。
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本日(8月26日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きに転じており、下落を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドおよび週足ボリンジャーバンドは、中心線が下向きとなっており、下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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