昨日(8月21日)のドル円相場
昨日(8月21日)のドル円は、4日続落。
米雇用統計の年次改定値で81.8万人の下方修正となったことや、FOMC議事要旨でのハト派的な内容を受けドル売りが加速。144.46円まで下落しました。
東京市場は、上昇。
序盤に144.93円まで下落したものの、仲値にかけた実需目的のドル買い円売りが優勢となり、軟調推移だった日経平均株価が上昇に転じたことも相場を支え、145.78円まで上昇しました。
欧州市場は、続伸。
東京市場の流れを引き継ぎ、欧州勢はドル買いで参入。146.22円まで上昇したものの、米雇用統計の年次改定の公表を控え、146円前半でもみ合いとなりました。
NY市場は、上昇後に急落。
米労働省による雇用統計の年次改定値の公表が遅れたことによる思惑的な買いが先行し、146.50円まで急騰したものの、発表結果は81.8万人の下方修正となったことで一転ドル売りが優勢となりました。
その後公表されたFOMC議事要旨で大多数の当局者が次回9月会合での利下げ実施を支持していることが明らかになるとドル売りが加速。
144.46円まで急落しました。引けにかけて反発するも上値は重く、145円前半でもみ合いとなりました。
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本日(8月22日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は緩やかな下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドおよび週足ボリンジャーバンドは、中心線が下向きとなっており、下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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