昨日(8月19日)のドル円相場
昨日(8月19日)のドル円は、大幅続落。
米労働省が21日に公表する年次改定で、過去の雇用統計(2023年4月〜2024年3月分)を下方修正するとの観測や、カナダ企業によるセブン&アイ買収報道を受け、リスク回避の円買いドル売りが優勢となり、145.19円まで急落しました。
東京市場は、急落。
序盤に148.05円まで上昇したものの、米労働省が21日に公表する雇用統計の年次改定で下方修正するとの観測のほか、カナダのコンビニエンスストア大手のアリマンタシォン・クシュタールによるセブン&アイ・ホールディングスに対する買収提案報道を受け、リスク回避の円買いドル売りが優勢となり、145.19円まで急落しました。
欧州市場は、反発。
欧州株価の上昇を背景にドル買い円売りが優勢となり、146.53円まで反発しました。
NY市場は、小幅に上昇。
ダウ平均の上昇を受けたドル買い円売りから146.71円まで上昇したものの、ミネアポリス連銀カシュカリ総裁による
「9月利下げの可能性についての議論を行うことは適切」「インフレは進展を見せており労働市場はいくつかの懸念すべき兆候を示している」
との発言や、サンフランシスコ連銀デーリー総裁による
「インフレは制御されており政策金利の調整を検討する時期に来ているとの確信を深めた」
との発言から上値を抑えられ、146円半ばでもみ合となりました。
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本日(8月20日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドおよび週足ボリンジャーバンドは、中心線が下向きとなっており、下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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