昨日(8月13日)のドル円相場
昨日(8月13日)のドル円は、下落。
米経済指標の弱い結果やFRB高官によるハト派発言を受け、ドル売りが優勢となり、146.60円まで下落しました。
東京市場は、上昇。
前日NY市場におけるドル売りの流れを引き継いで、一時146.92円まで下落したものの、日経平均株価の上昇を背景としたリスク選好のドル買い円売りが優勢となり、147.82円まで上昇しました。
欧州市場は、上値が重い。
時間外の米10年債利回りの上昇を受け、147.94円まで上昇したものの、148円を手前に利食い売りが優勢となり、147.32円まで下落しました。
NY市場は、下落。
米7月卸売物価指数(予想2.3% 結果2.2%)および、米7月卸売物価コア指数(予想2.7% 結果2.4%) の市場予想を下回る結果を受け、米10年債利回りの低下とともにドル売りが優勢となり、アトランタ連銀ボスティック総裁による「利下げは近づいている」とのハト派的な発言からドル売りが加速し、日通し安値となる146.60円まで下落しました。
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本日(8月14日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は穏やかな下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が下向きですが、 2σが狭くなっており、下げ止まりを示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が下向き、かつ、バンドの幅がエクスパンションを形成しており、強い下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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