昨日(8月6日)のドル円相場
昨日(8月6日)のドル円は、143.62円〜146.37円と2円75銭の値幅を伴いつつも方向感を見いだせず、不安定な値動きとなりました。
東京市場は、荒い値動き。
日経平均株価が前日の大暴落から急反発したことを受け、リスク選好のドル買い円売りが優勢となり、143.63円から146.37円まで急伸したものの、米景気減速懸念を背景としたドル売りから、144.31円まで下落する荒い値動きとなりました。
欧州市場は、下値が堅い。
時間外の米10年債利回りの上昇を受け、ドル買いが優勢となり、146.29円まで上昇したものの、日経平均先物が軟調に推移したことでドル売り円買いが優勢となり、144.36円まで下落しました。ただ、押し目買い意欲も旺盛で145.46円まで値す展開となりました。
NY市場は、上値が重い。
米10年債利回りの上昇を受け、145.42円まで上昇したものの、日経平均先物の大幅下落を受け、ドル売り円買いが優勢となり、144.18円まで下落する展開となりました。
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本日(8月7日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が下向きですが、 2σが狭くなっており、下げ止まりを示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が下向き、かつ、バンドの幅がエクスパンションを形成しており、強い下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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