昨日(8月5日)のドル円相場
昨日(8月5日)のドル円は、5日続落。
日経平均株価が、1987年10月のブラックマンデーを超える史上最大の下げ幅となる4,700円超安を記録。
リスク回避の円買いが活発化したことや、米金利低下に伴うドル売りが重石となり、1月2日以来となる141.69円まで暴落しました。
東京市場は、暴落。
前週末の日米株安の流れを引き継いで日経平均株価が大幅下落でスタートしたことでリスク回避ムードが強まり、ストップロスを巻き込みながら1月2日以来となる141.70円まで暴落しました。
欧州市場は、下値が固い。
東京市場の暴落からの買戻しの動きが先行し、143.96円まで上昇したものの、欧州株式市場が軒並み大幅安となったことで再びリスク回避ムードが強まり、141円台後半まで再度下落する展開となりました。ただ、東京時間でつけた安値が意識されると売りも続かず、142円を挟んでもみ合いの展開となりました。
NY市場は、反転上昇。
米7月ISM非製造業景況指数(結果51.4、予想51.0)の市場予想を上回る結果を受けて、ドル買い円売りが強まったことや、米長期金利の低下幅が縮小したことで、144.90円まで急伸しました。
引けにかけて小反落したものの下値は堅く、144.13円でNYクローズしています。
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本日(8月6日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きから上向きに転じており、上昇を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が下向きで下落を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が下向き、かつバンドの幅がエクスパンションを形成しており、強い下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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