昨日(8月7日)のドル円相場
昨日(8月7日)のドル円は、大幅続伸。
内田日銀副総裁のハト派発言を受け、日銀による追加利上げ観測が急速に後退し、147.90円まで急伸しました。
東京市場は、上昇。
序盤から底堅く推移し、内田日銀副総裁の「金融市場が不安定な状況で利上げをすることはない」との発言を受け、ドル買い円売りが優勢となり、144.17円から147.90円と3円73銭幅で急伸しました。
欧州市場は、下値が堅い。
内田日銀副総裁発言を受けた急伸の反動から146.09円まで下落したものの、時間外の米10年債利回りの上昇を受け、147.64円まで値を戻しました。
NY市場は、もみ合い。
ダウ平均の軟調な推移を受け、リスク回避のドル売り円買いが優勢となり、146.66円まで下落したものの、米10年債利回りの上昇から147.68円まで値を戻す値動きとなりました。ただ、引けにかけて再びドル売りが優勢となり、146.68円でNYクローズしています。
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本日(8月8日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は横ばいに転じており、もみ合いを示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が下向きですが、 2σが狭くなっており、下げ止まりを示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が下向き、かつ、バンドの幅がエクスパンションを形成しており、強い下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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