昨日(7月30日)のドル円相場
昨日(7月30日)のドル円は、大幅下落。
米長期金利の上昇から155.21円まで上昇したものの、日銀による追加利上げ観測が再燃し、152.66円まで大幅下落となりました。
東京市場は、上昇。
本邦輸出企業による実需目的のドル売りから153.62円まで下落したものの、時間外の米10年債利回りの上昇を受け、ドル買いが優勢となり、日経平均株価の反発も相場を支え、154.76円まで上昇しました。
欧州市場は、上値が重い。
時間外の米10年債利回りが上昇を受け、155.21円まで上昇したものの、日銀金融政策決定会合とFOMCを控えたポジション調整目的の売りに押され154.61円まで下落しました。
NY市場は、急落。
「日銀、追加利上げ検討へ、0.25%程度に引き上げる案など議論か」、「日銀は追加利上げを検討、国債買い入れを減額する量的引き締めの具体策も決める」との観測報道を受け、日銀による追加利上げ観測が再燃し、152.66円まで大幅下落となりました。
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本日(7月31日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向き、且つ、エクスパンションを形成しており、強い下落を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が下向きで下落を示唆しているものの、 2σが収斂し始めており、下げ止まりを示唆しています。なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きとなっており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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