昨日(7月23日)のドル円相場
昨日(7月23日)のドル円は、2日続落。
日銀による早期利上げ観測からドル売り円買いが優勢となり、米経済指標の弱い結果もドル売りを促し、7/18安値155.37円に迫る155.55円まで下落しました。
東京市場は、下落。
日経平均株価の軟調な推移を受け、リスク回避のドル売り円買いが優勢となり、前日安値156.28円を下抜けると156.20円まで下落しました。
欧州市場は、上値が重い。
時間外の米10年債利回りの上昇を受け、156.63円まで上昇したものの、自民党の茂木敏充幹事長による「日銀は段階的な利上げの検討も含めて金融政策を正常化する方針をもっと明確に打ち出す必要がある」との発言を受け、来週30日-31日に控える日銀金融政策決定会合での利上げ観測が再燃し、155.82円まで下落しました。
NY市場は、続落。
日銀による利上げ観測が強まる中、米7月フィラデルフィア連銀非製造業活動指数(予想2.9 結果-19.1)、米6月中古住宅販売件数(予想398万件 結果389万件)、米7月リッチモンド連銀製造業指数(予想-7 結果-17)といずれも市場予想を下回る弱い結果を受け、米10年債利回りの低下とともにドル売りが優勢となり、155.55円まで下落しました。
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本日(7月24日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が下向き、また、バンドの幅がエクスパンションを形成しており、強い下落を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きとなっており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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