昨日(7月24日)のドル円相場
昨日(7月24日)のドル円は、大幅下落。
日銀7月利上げ観測報道を受け、5月3日以来、約2か月半ぶりの安値となる153.11円まで下落しました。
東京市場は、下落。
実需目的のドル買いが優勢となり、155.98円まで上昇したものの、日銀の利上げ観測が高まる中、30-31日に開催される金融政策決定会合を控えたポジション調整目的の売りに押され、154.36円まで下落しました。
欧州市場は、続落。
「日銀が来週の政策決定会合で利上げを検討している」「今後数年間で債券購入を半減する計画」との観測報道を受け、日米金利差縮小を意識したドル売り円買いが優勢となり、154.06円まで下落しました。
NY市場は、上値が重い。
日銀7月利上げ観測が強まるなか、米6月新築住宅販売件数(予想64.0万件 結果61.7万件) の市場予想を下回る結果を受け、米10年債利回りの低下とともにドル売りが優勢となり、5月3日以来、約2か月半ぶりの安値となる153.11円まで下落しました。その後米10年債利回りが上昇に転じたことで、154.09円まで値を戻すも上値は重く、154円を挟んでもみ合いとなりました。
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本日(7月25日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が下向き、また、バンドの幅がエクスパンションを形成しており、強い下落を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きとなっており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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