昨日(7月17日)のドル円相場
昨日(7月17日)のドル円は、大幅下落。
トランプ前大統領のドル高是正発言や、河野デジタル相が円安是正のため、日銀に政策金利を引き上げるよう求めたとの報道により、約1か月ぶりの安値となる156.07円まで大幅下落となりました。
東京市場は、上値が重い。
米国が対中半導体規制でさらなる厳しいルールを検討していることを同盟国に警告したとの報道を受け、日経平均株価が前日比でマイナスに転じたことでリスク回避のドル売り円買いが優勢となり、157.70円まで下落しました。
欧州市場は、続落。
トランプ前大統領の「米国はドル高により大きな問題を抱えている」とのドル高是正発言や、河野太郎デジタル相が円安是正のため、日銀に政策金利の引き上げを求めたとの報道により、ドル売り円買いが優勢となり、156.10円まで下落しました。
NY市場は、軟調。
ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が「今後数カ月以内に金利引き下げが正当化される可能性がある」と述べたほか、ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事が「最近のデータで2%の物価目標達成にさらに自信が持つことができた」「利下げが正当化される時期に近づいている」と発言したことで、一時156.07円と6月12日以来の安値まで下落しました。
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本日(7月18日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が下向き、また、バンドの幅がエクスパンションを形成しており、強い下落を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きとなっており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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