先週末(6月21日)のドル円相場
先週末(6月21日)のドル円は、7日続伸。
米6月PMIの強い結果を受け、ドル買いが優勢となり、大台の160円に迫る159.82円まで上昇しました。
東京市場は、方向感を欠いた値動き。
神田財務官の「過度な変動があれば適切に対応する方針は変わらない」との円安けん制発言を受け、158.82円まで下落したものの、仲値公示に向けたドル買い円売りから4月29日以来の高値となる159.12円まで上昇しました。ただ、159円台では利食い売りに押され、158.83円まで下落する方向感を欠いた値動きとなりました。
欧州市場は、底堅い。
内田副総裁が植田日銀総裁の見解として、「国債買い入れの減額、相応の規模になる」「見通しに沿って経済・物価展開すれば、金融緩和の度合い調整していく」とする発言を受け、日通し安値となる158.67円まで下落したものの押し目買い意欲も旺盛で、159.01円まで値を戻す展開となりました。
NY市場は、続伸。
米6月PMIでは、総合購買担当者景気指数(予想 53.5 結果54.6) 、製造業購買担当者景気指数(予想51.0 結果51.7) 、サービス部門購買担当者景気指数(予想53.7 結果55.1)といずれも市場予想を上回る強い結果にドル買いが優勢となり、大台の160円に迫る159.82円まで上昇しました。
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本日(6月24日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、エクスパンションを形成し、中心線が上向きで、上昇を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、エクスパンションを形成しつつ中心線が上向きとなっており、上昇を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きとなっており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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