昨日(6月12日)のドル円相場
昨日(6月12日)のドル円は、往ってこい。
市場予想を下回る米5月消費者物価指数を受けて急落したものの、FOMCによるタカ派的な見解に急反発する荒い値動きとなりました。
東京市場は、小幅に上昇。
米5月消費者物価指数(CPI)や米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表、パウエル議長記者会見を控え、157円台前半で小動きとなりました。
欧州市場は、もみ合い。
157.19円〜157.37円と18銭幅の狭いレンジでもみ合いとなりました。
NY市場は、急落後に急反発。
米5月消費者物価指数(予想3.4% 結果3.3%)、米5月コアCPI(予想3.5% 結果3.4%)が市場予想を下回る結果だったことを受け、米金利早期利下げ観測が再燃し、155.72円まで急落しました。注目の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、7会合連続となる金利据え置きを決定。
政策金利見通し(ドット・チャート)で、2024年末時点の中央値が4.6%から5.1%へ上方修正されたことや、年内の利下げ予想回数は前回3月会合の3回から1回に減少したことが明らかとなり、その後のパウエルFRB議長による
「インフレは大幅に緩和したが、依然として高すぎる」
「インフレに対する信頼を高めるには、より良いデータが必要」
とのタカ派的な発言を受け、ドル買いが加速。156.89円まで急速に値を戻しました。
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本日(6月13日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きで、下落を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が緩やかな上向きとなっており、上昇を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きとなっており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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