FXドル円予想レポート(2024/6/5)

昨日(6月4日)のドル円相場

昨日(6月4日)のドル円は、大幅続落。 日銀の金融政策正常化への思惑が広がる中、米経済指標の弱い結果を受け、5月16日以来の安値となる154.54円まで下落しました。 東京市場は、上値が重い。 序盤に155.98円まで下落したものの 時間外の米10年債利回りの上昇を受け、156.48円まで上昇しました。ただ、植田日銀総裁による「経済・物価見通しやリスク変化しても金利動かす理由になる」「先行き見通しに沿って基調的物価上昇率が高まれば、緩和度合い調整する」との発言を受け、日米金利差縮小を意識したドル売り円買いが優勢となり、156.10円まで下落する展開となりました。 欧州市場は、下落。 日銀の金融政策正常化への思惑から、ドル売り円買いが優勢となり、154.70円まで下落しました。 NY市場は、続落。 米4月JOLTS雇用動態調査(予想835.5万件 結果805.9万件)の市場予想を下回る結果を受け、5月16日以来の安値となる154.54円まで下落しました。一時155.25円まで値を戻したものの上値は重く、154.81円でNYをクローズしています。 ===========================

本日(6月5日)のドル円予想

1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きで下落を示唆しています。 日足ボリンジャーバンドは、中心線が横ばいとなっており、また、バンドの幅も収斂し始めていることから、もみ合いを示唆しています。 なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きとなっており、上昇を示唆しています。 以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。 ※チャートは、ドル/円の一時間足月足ボリンジャーバンドフィボナッチを表示しています。

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