FXドル円予想レポート(2024/5/9)

昨日(5月8日)のドル円相場

昨日(5月8日)のドル円は、堅調推移で3日続伸。 日米金利差が意識されたドル買い円売りが優勢となり、155.68円まで続伸しました。 東京市場は、上昇。 仲値公示に向けた本邦輸入企業による実需目的のドル買いが優勢となるなか、植田日銀総裁が衆議院の財務金融委員会にて、前回の日銀政策決定会合後の会見と同内容となる「これまでの円安は基調的な物価上昇に大きな影響はなかった」との円安容認発言を繰り返したことで、介入警戒感が薄れ、154.45円から155.26円まで上昇しました。 欧州市場は、続伸。 時間外の米10年債利回りの上昇を受けたドル買いが優勢となり、155.52円まで上昇しました。 NY市場は、高値圏でもみ合い。 ボストン連銀コリンズ総裁による「利下げを早期に実施することにはリスクがある」とのタカ派的な発言が伝わると、日米金利差を意識したドル買い円売りが優勢となり、日通し高値となる155.68円まで上値を伸ばしました。 ただ、介入警戒感もあり、156円台を前に利食い売りに押され、155.35円まで下落するなど、総じて方向感を欠いた値動きとなりました。 ===========================

本日(5月9日)のドル円予想

1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆していますが、ボリンジャーバンドの幅が収斂しており、上昇に一服感があります。 日足ボリンジャーバンドは、中心線は穏やかな上向きとなっており、上昇を示唆しています。 なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が緩やかに上向きとなっており、上昇を示唆しています。 以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。 ※チャートは、ドル/円の一時間足月足ボリンジャーバンドフィボナッチを表示しています。

ドル円週次レポート

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